仙台・宮城の中小企業診断士 / 経営コンサルタント 合同会社ジェイドキャット 代表社員 細野哲平ブログ

東北地方の中小企業経営者が会社を経営していくうえで
役立つであろう内容を中心にお届けしていきます。

選ばなかった選択肢が魅力的に見える(こともある)

2017年3月19日
今日はあえてボンヤリした書き方をします。そして特にオチもありません。
 
経営だけに限りませんが、生きているとしばしば選択に迫られます。
Aを選ぶか、それともBを選ぶかで悩んだことがある方は大勢いらっしゃるでしょう。
 
前回のエントリーでは、そういったときにどちらを選ぶか決めるための方法をご紹介しました。
 
 
では、色々考えた末に、A、Bどちらかを選んだとしましょう。
Aを選んだら、Bは捨てなければならないとします。
 
個人的には、どちらを選んだとしても、その時点から、選んだ選択肢の中で最善の結果を出せるように努力すべきだと思っています。
 
「もしかしたらBを選んでいた方がよかったんじゃないか」
と頭をよぎることがあっても、もうそこには戻れないのだから、選んだ選択に責任を持ち、その中でどうやっていくべきかに考えを集中することが望ましいでしょう。
 
 
しかしですね。
頭ではそれが正しいとわかっていても、ついつい「やっぱりBの方がよかったんじゃないか」と思ってしまい、Bを選んでいた場合の想像をあれこれしてしまうこともあります。
 
特に現状、Aがあまり上手くいっていない場合に多いですね。
 
無駄だとわかっていても。
 
こういった現象(?)、何か名前があるのでしょうか。
ただの「現実逃避」なのでしょうか。

やりたいか、やるべきか、やれるか

2017年3月12日
今日は何か新しいことをやるかやらないか迷った時に使える考え方をご紹介します。
 
「いいアイデアを思い付いたんだけど、本当にこれをやっていいか迷う」
「A案とB案、どちらも甲乙つけがたいんだけど、どっちにすべきか」
 
事業をやっていると、こんなことはしょっちゅうですね。
 
そんな時は人に相談するのも一手ですが、ひとまず自分自身で検討したいという場合もあるでしょう。
 
タイトルである、「やりたいか、やるべきか、やれるか」は、新たにやろうとしていることを本当にやるべきか否か、または複数の案のなかでどれが一番よいかを検討する際に使える考え方です。
 
 
これを使うと、その新たにやろうとしていることについて、「やりたいか」、「やるべきか」、「やれるか」の3つの観点で整理することができます。
 
字面でだいたいの想像はつくと思いますが、一応、それぞれの観点について説明します。
 
◆やりたいか
まず、そもそもそのプランについて、あなた自身が本当にやりたいのかどうかを考えます。
「なんとなく儲かりそうだから」、「人から誘われたから」、「経験があることでやれそうだから」といったことだけで始めてしまうと、途中で「あれ?本当に自分はこれをやりたかったんだっけ?」となってしまい、急にモチベーションが下がってしまうということが起きかねません。
 
そうなってしまうと、根本的なところから立ち戻らなくてはならなくなってしまいますので、まずは「自分は本当にこれがやりたいのか」という問いかけをしてみましょう。
 
 
◆やるべきか
次に、そのプランについて、「本当に自分がやるべきなのか」ということを考えます。
これは「理念」や「ビジョン」、「使命」といったところにも繋がってきます。
 
また、事業であれば、そのプランが中長期的に見て収益に貢献する必要があるでしょう。会社として、そのプランに取り組む意義、そして必要性はあるのかということを考えてみましょう。
 
 
◆やれるか
これはそのプランが本当に実行できるものなのか、ということです。
資金面、人材面、能力面、またはタイミングなど、今、自分が持っているリソースや置かれている状況において、プランが実行できるかどうかをしっかり検討してみましょう。
 
これをしっかりとした形にすると、事業計画になります。
 
 
簡単ですが、説明は以上です。
 
この考え方はわかりやすいですし、一人でも気軽に取り組めるので、機会があれば是非一度お試しください。

変化への対応力で勝負

2017年3月6日
前回のエントリーでは、時代の変化についていけなくなった人員を切り捨てることの是非について書きました。
 
個人的には、従業員の立場で仕事をしている人については、”自己責任”の一言で切り捨てられるほど単純な問題ではないと思っています。
 
しかし、事業主となれば別です。
事業主である以上、いくら顧客が悪い、時代が悪いといっても、結局は自分自身が全責任を取らなければなりません。
長く生き残っていくには、時代の変化はもちろんのこと、自分の適性、求められていることなどを把握した上で、自らが変化に対応していく必要があると思います。
 
 
私は元々、ソフトウェアのプログラマからキャリアをスタートし、紆余曲折を経て、今の状態に至っていますが、昔のプログラマだったころしか知らない人からしてみれば、「なんであなたがそんな仕事しているの?」となります。  
もちろん、私自身も最初から狙ってそうなったわけではありませんが、まるっきりの行き当たりばったりで方向性を変えているわけでもありません。(周りから見ると行き当たりばったりに見えるようで、よく「危なっかしい」と言われますが(笑))
 
こう見えても、向こう何年かのことを考えた上で、必要と思われることの種をまいて、育てているのです。もちろん、そのうちのいくつかは途中で枯れてしまうものもありますが、順調に育ってきているものもあります。
 
 
あちこちで言われていることではありますが、小さい会社の強みは、機動力が高いことです。今決めたことを、今行動できるのです。
これが”伝統的な”大企業だったら、たとえ社長であっても、すぐに行動に移せないことも多いはずです。下手をすれば発案から行動まで年単位で時間がかかることもあるでしょう。
「今期はもう予算決まっているから、来期以降に検討します」なんてのはよく聞く話です。
 
 
是非、規模の小ささの強みである機動力の高さを最大限に活かして、変化への対応力を高めていきましょう。
 
以上、自分への言い聞かせの意味も込めて。