仙台・宮城の中小企業診断士 / 経営コンサルタント 翠星企画株式会社 代表取締役 細野哲平ブログ

東北地方の中小企業経営者が会社を経営していくうえで
役立つであろう内容を中心にお届けしていきます。

補助金の申請と会計・税務

2014年9月15日
ある仕事をするにあたって課題図書として渡されました。
 

補助金の申請と会計・税務(藤原 勉 (著), 西村 哲雄 (著), 太陽ASGグループ (著))
 
この本では、各補助金における、申請書類の書き方、補助事業実施中の注意点、会計処理方法、書類のまとめ方等が一通り記載されています。
補助金によって細かい違いはあるものの、共通点はしっかり押さえられているのではないでしょうか。
 
中小企業診断士として仕事をするようになってから、何かと補助金絡みの仕事が増えました。
これまでは各補助金の公募要領等を見ながら対応していましたが、このタイミングで一通りの知識を整理できたのはよかったと思います。
 
これから補助金絡みの仕事をする人にはお勧めです。

ルーズヴェルト・ゲーム

2014年6月29日
知人に「ルーズヴェルト・ゲーム(池井戸潤著)、面白いから読んでみ」と言われたのでAmazonで注文して読んでみました。
 

 
以下は、Amazonの内容紹介です。
 
中堅メーカー・青島製作所の野球部はかつては名門と呼ばれたが、ここのところすっかり成績低迷中。会社の経営が傾き、リストラの敢行、監督の交代、廃部の危機・・・・・・。野球部の存続をめぐって、社長の細川や幹部たちが苦悩するなか、青島製作所の開発力と技術力に目をつけたライバル企業・ミツワ電器が「合併」を提案してくる。
青島製作所は、そして野球部は、この難局をどう乗り切るのか?
負けられない勝負に挑む男たちの感動の物語。

 
 
ここんところ、読書といえば仕事に関する本ばかりで、普通の小説はご無沙汰だったのですが、久々に夢中になって一気読みしてしまいました。
テレビドラマ化されるような人気作なのもうなずけます。
また、自分が経営を仕事にしていることも興味を引いた一因かもしれません。
ストーリー展開は王道なのですが、安心して楽しむことが出来ました。
あの「半沢直樹」の原作である「オレたちバブル入行組」、「オレたち花のバブル組」も読んでみたくなってきました。

自助論

2014年6月2日
私はいわゆる自己啓発本は結構好きな方で、最近は少々ご無沙汰でしたが昔はそれなりに読んでいました。
 
そんな中、先日師匠の元を訪問した際に、「自己啓発本でお勧めがあったら教えてください」とお願いしたところ、「自助論(S.スマイルズ著 竹内 均訳)」をご紹介して頂きました。
 

 
師匠曰く、この本はいわゆる自己啓発本の原点にあたるもので、あまたに出版されている自己啓発本のエッセンスはこの本を元にしているのだとか。
 
というわけでさっそく読んでみました。
ここではその中でも心に残った3箇所について引用、コメントしてみたいと思います。
 
ある時、ベネチアの帰属がミケランジェロに自分の胸像を依頼した。彼は十日でその像を作り上げ、代金として金貨五十枚を請求した。貴族は「たかだか十日で仕上げた作品にしては法外な代金だ」と抗議した。だが、ミケランジェロはこう答えた。「あなたはお忘れになっているのですよ。胸像を十日で作り上げられるようになるまでに、私が三十年間修業を積んできたということを」
 
⇒私のような、いわゆる専門家、専門職業の人間にとっては、よくわかる話ですね。もっともまだまだミケランジェロの域には遠く及びませんが・・・
 
ある時、ピアノ奏者のモシェレスが、ベートーベンにオペラ「フィデリオ」のピアノ用の楽譜を手渡したが、その最後のページの片すみには「神の助けによって、つつがなく演奏が終わるように」と記されていた。それを見たベートーベンは、すぐにペンを取ると、その下にこう書き足した。「神に頼るとはなんたることだ。自らの力で自らを助けたまえ」
 
⇒まさに「自助の精神」を表すエピソードです。私も基本的には「自分を助けられるのは自分自身である」という考えなので共感できます。もっとも当然ながらベートーベンと私では比較になりませんが。
 
 
「依存心と独立心、つまり、他人をあてにすることと自分に頼ること――この二つは一見矛盾したもののように思える。だが、両者は手を携えて進んでいかねばならない」
 
⇒私はどちらかというと自分で何でも解決したがってしまいがちなので、この言葉が引っ掛かりました。
この後に出てくる「人間は、多かれ少なかれ、他人の援助や支えなしでは生きていけないのだ」という文章にもあるように多くの人の支えによって自分は生かされているのだということを忘れないようにしたいです。
 
 
この手の本は日をおいて改めて読んでみると新たな発見があるものです。
なかなか何度も読む価値があると思える本に巡り合うことは出来ませんが、本書は数少ないその1冊になると思いました。