仙台・宮城の中小企業診断士 / 経営コンサルタント 翠星企画株式会社 代表取締役 細野哲平ブログ

東北地方の中小企業経営者が会社を経営していくうえで
役立つであろう内容を中心にお届けしていきます。

海外SEO SEM ウェブマーケティングで世界を制す!

2015年4月26日
今日は書籍のご紹介です。
今取り組んでいる案件で、海外のウェブマーケティングが必要になったので、とっかかりとして何か網羅的に基本的な情報が得られる本はないかと思って見つけたのがこの本です。
 
海外SEO SEM ウェブマーケティングで世界を制す!(山岸 ロハン(著))

 
以下、amazonの紹介文です。
 
「ネットで海外進出」を実現するための、海外SEO・SEM、サイト構築のノウハウ満載! !
日本にいながら、ネットで海外進出を目論む企業や個人事業主向けの海外SEO・SEMの教科書です。Google、Yahoo!はもちろん、中国の百度、韓国のNAVER、ロシアのYandexなど、世界の主要検索エンジンへの対策を中心にウェブマーケティングの手法をまとめました。海外のニュースサイトから各国のネット市場データもまとめており、バイリンガルの著者でなければちょっと書けない内容です。グローバル市場への対応はもちろん、政治問題などで実際に「人」が営業に行くのが難しい海外情勢もあり、先進的なビジネスパーソンにはタイムリーかつ、必携の書となっています。

 
海外ならではの検索連動型広告の出し方やキーワード設定方法、ランディングページの作り方、グローバルサイト構築ノウハウなどは具体的で役に立ったと思います。
どうしてもページ数の関係上、それぞれの内容は浅い印象もありますが、とっかかりとしては読んでおいて損はなかったです。
 
ネットに限らずではありますが、海外展開はこの先色々考えていかなければならないと思っています。
 

 
勉強会やります!
5/9(土)の15:00から、「失敗しないための経営勉強会in仙台」を仙台市戦災復興記念館で開催いたします。
 
日時:2015年5月9日(土)15:00 – 17:00
テーマ:経営に必要な数字で考える能力(予定)
想定参加者:創業前後の方
参加定員:10名
場所:仙台市戦災復興記念館 4階第5会議室(仙台市青葉区大町二丁目12番1号)
会費:2,000円(当日現金にて)
 
お申込みはこちら
 
今回のテーマは、「数字で経営を考える能力を身に付ける」を予定しています。
身近な例で楽しく経営に関する数字を身に付けるための勉強会です。
終了後は懇親会も予定しておりますので、経営者、または創業希望者の方の交流の場にできればと考えております。
 
今回は限定10名の募集となります。皆さまのご参加、心よりお待ちしております。

再起を目指す経営者に贈る会社の正しい終わらせ方

2015年1月11日
中小企業診断協会の会員向けの冊子、「企業診断ニュース」の12月号の診断士の書評というコーナーで気になった本があったので読んでみました。
 
再起を目指す経営者に贈る会社の正しい終わらせ方(筒井恵(著))

amazon
の内容紹介では、「「ポジティブな倒産」とは何か? 夜逃げや自殺という、最悪の事態に追いつめられる前に、再起を図るための倒産があると、中小企業診断士である著者が経営者に呼びかける本」とあります。
 
構成としては、
1.著者の夫の会社の創業から倒産、破産手続き完了までの流れ
2.中小企業が置かれている状況と、公的支援制度
3.企業の再生とリバイバル(再起)についての著者の考え
4.リバイバル(再起)の事例紹介
 
といった感じです。
 
著者の主メッセージは、
「経営状況の悪化が一定レベルを超えたら、取り返しのつかない状態になる前に会社を廃業し、再起を目指すという選択肢がある」
といったことだと思います。
 
私自身、過去に自分の会社を潰し、ある意味再チャレンジ中の身なので、共感出来る部分が多かったです。
 
社長本人にとって会社を倒産させるという決断は簡単には出来ません。
従業員を雇用して、普通に営業している会社を倒産させるということは、自分を信じて付いてきてくれた従業員の解雇、お世話になっていた取引先への不義理など、考えるだけで辛くなることが山ほど出てくるからです。
また、それらが全て済んだとして、次は、収入が途絶えた後の生活の手当て、新たな仕事探し、社会的信用の喪失による弊害などといった悩みも出てきます。
それでも、どうにもならない時はどうにもならないし、下手に周囲への迷惑を拡大し続けるだけであれば、潔く倒産させた方が皆のためになると思います。
 
倒産に面した社長は多かれ少なかれ、精神的に正常ではいられないので、正しい判断が出来ないことも出てくるはずです。
そんな時に必要なのは冷静かつ親身に側で支える人間ではないでしょうか。
確かに荷は重いですが、可能な限り被害を小さく抑え、社長やその家族の生活を再建するための支援というのはとても意義のある仕事であると思います。

中小企業再生の実務: 金融機関対応と法的手続き

2014年12月28日
ここ最近、経営改善計画の策定を中心とした、企業再生に関する案件に携わる機会が増えてきました。
そこで、人からお勧めされた書籍が以下です。
 
中小企業再生の実務: 金融機関対応と法的手続き(濱田法男 (著), 権田修一 (著), 天野清一 (著))

本書は3人の著者による3部構成となっており、「第1部 私的整理」、「第2部 中小企業の事業再生のための法的手続き」、「第3部 会計事務所における事業再生の取組み」となっています。
企業再生は大きく分けて、私的整理と法的整理に分けられるのですが、本書では第1部は私的整理、2部と3部は法的整理を中心として書かれています。
本書をお勧め頂いた方からは、「中小企業診断士が関わる案件はほとんどが私的整理なので、ひとまず第1部を読んでおくとよい」と言われたので、まずは1部を一通り読んでみました。
 
本書(第1部)の特徴としては、再生計画策定時に金融機関と調整すべき諸項目についての内容が中心となっていることです。
第1部の著者が金融機関出身の方ということもあって、金融機関における債務者区分、金融機関で使われている用語、金融機関の債務者企業に対する見方など、かなり具体的な内容が書かれています。
逆に、再生計画の中身そのものについての内容はやや薄い印象でした。
 
私としては、企業再生支援の局面において、金融機関からの支援を取り付けるまでの一連の流れと、金融機関の人がどういう考えを持って支援を検討するのかということがわかった点で参考になりました。
 
中小企業経営者の方にとっても、金融機関と融資取引を行う際、または企業再生の局面で条件変更の交渉を行う際に参考になる部分があるのではないかと思います。