仙台・宮城の中小企業診断士 / 経営コンサルタント 合同会社ジェイドキャット 代表社員 細野哲平ブログ

東北地方の中小企業経営者が会社を経営していくうえで
役立つであろう内容を中心にお届けしていきます。

平成26年度補正、平成27年度の予算による補助金情報

2015年1月18日
既に様々なところから情報は出ているので、既にご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、平成26年度補正、平成27年度の予算案が閣議決定されました。
 
それによって、これから出てくる補助金の内容もある程度わかってきましたので、主に中小企業(補助金によっては個人事業主も含む)が使えそうなものを中心に簡単にご紹介しておきます。
 
・創業・第二創業促進補助金
いわゆる「創業補助金」です。今年もやるようですね。
去年に引き続き、女性・若者の起業や、事業承継を行い新分野に進出する「第二創業者」に対する創業に力を入れる方針のようです。
 
・小規模事業者支援パッケージ事業
補助額50万円で販路開拓等を支援する、「小規模事業者持続化補助金」を始めとする小規模事業者向けのパッケージ支援事業です。
特に「小規模事業者持続化補助金」は補助額は小さいものの、その他の補助金と比べるとハードルが低い可能性があるので、小規模事業者に該当する方は狙い目かもしれません。
 
・ものづくり・商業・サービス革新補助金
中小企業の革新的な設備投資やサービス開発・試作品の開発を支援する、いわゆる「ものづくり補助金」です。こちらも去年からの引き続きですね。
・中小企業・小規模事業者ワンストップ総合支援事業
これはミラサポを使った専門家派遣事業のことのはずです。
来年度も無事(?)、ミラサポは継続されそうですね。
 
その他、地域資源を活用した「ふるさと名物」等の新商品・新サービスの開発・販路開拓の支援を行う「ふるさと名物応援事業」など、「地方創生」に絡む施策等も色々出てくるようです。
 
また、去年は商店街関係の補助金で、商店街のにぎわいに資するイベント等を実施する費用を100%助成する、いわゆる「にぎわい補助金」があったのですが、こちらはまだ今のところ情報は無いようです。
 
詳しい内容は以下の経済産業省のウェブサイトに記載されています。
・平成27年度経済産業省予算案の概要
http://www.meti.go.jp/main/yosan/yosan_fy2015/index.html
 
・平成26年度経済産業省関連補正予算案の概要
http://www.meti.go.jp/main/yosan2014/hosei/index.html

クラウドソーシング・プロデューサーに認証されました

2015年1月16日
このたび当社(合同会社ジェイドキャット)は、クラウドソーシング・プロデューサーとして認証されました。
クラウドソーシング・プロデューサーとは、一般社団法人クラウドソーシング協会が正式に認証した団体で、各地域の中小企業の皆様に、クラウドソーシングの理解促進と活用支援を担っております。(全国で当社を含む98団体が認証)
 
クラウドソーシングとは簡単に言うと、インターネットを使ったビジネスマッチングサービスです。
実は、ネットでのビジネスマッチングサービスはだいぶ昔からあるのですが、近年クラウドソーシングと呼ばれているサービスは、
・見積り、発注、進行管理、納品、支払いの一連の流れが全てインターネット上で完結
・依頼したい業務内容に合わせて複数の発注方法から選べる
・エスクロー(仮入金)システムなど、支払いトラブルを減らすための仕組みがある
などといった特徴があります。
 
詳しくは今後、当ブログでも紹介していきたいと思います。
 
元々、私はソフトウェア開発の仕事を10年以上行っており、発注側、受注側の両方の立場で、数多くの案件に携わってきました。
その中には色々なトラブルや苦労もありましたが、それらも今となっては貴重な経験です。
来月2月下旬に仙台市内にて当社主催のセミナーを開催予定です。
そこでは、クラウドソーシングの活用メリットや基本的な使い方、気を付けるべき注意点についてはもちろんのこと、あまり公の場では言えない生々しい失敗談などについても、可能な範囲でお伝えしていきたいと思っております。
 
詳しい内容が決まりましたら、当ブログ等で改めて告知しますので、ご興味のある方は是非、参加してくださいね。参加費は無料です!
 
↓の画像はクラウドソーシング・プロデューサーのロゴとマスコットキャラクターです。
これらの画像もクラウドソーシングで発注、納品されたものとのことです。
logo_tate.pngクラウドソーシングキャラ納品.jpg

再起を目指す経営者に贈る会社の正しい終わらせ方

2015年1月11日
中小企業診断協会の会員向けの冊子、「企業診断ニュース」の12月号の診断士の書評というコーナーで気になった本があったので読んでみました。
 
再起を目指す経営者に贈る会社の正しい終わらせ方(筒井恵(著))

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の内容紹介では、「「ポジティブな倒産」とは何か? 夜逃げや自殺という、最悪の事態に追いつめられる前に、再起を図るための倒産があると、中小企業診断士である著者が経営者に呼びかける本」とあります。
 
構成としては、
1.著者の夫の会社の創業から倒産、破産手続き完了までの流れ
2.中小企業が置かれている状況と、公的支援制度
3.企業の再生とリバイバル(再起)についての著者の考え
4.リバイバル(再起)の事例紹介
 
といった感じです。
 
著者の主メッセージは、
「経営状況の悪化が一定レベルを超えたら、取り返しのつかない状態になる前に会社を廃業し、再起を目指すという選択肢がある」
といったことだと思います。
 
私自身、過去に自分の会社を潰し、ある意味再チャレンジ中の身なので、共感出来る部分が多かったです。
 
社長本人にとって会社を倒産させるという決断は簡単には出来ません。
従業員を雇用して、普通に営業している会社を倒産させるということは、自分を信じて付いてきてくれた従業員の解雇、お世話になっていた取引先への不義理など、考えるだけで辛くなることが山ほど出てくるからです。
また、それらが全て済んだとして、次は、収入が途絶えた後の生活の手当て、新たな仕事探し、社会的信用の喪失による弊害などといった悩みも出てきます。
それでも、どうにもならない時はどうにもならないし、下手に周囲への迷惑を拡大し続けるだけであれば、潔く倒産させた方が皆のためになると思います。
 
倒産に面した社長は多かれ少なかれ、精神的に正常ではいられないので、正しい判断が出来ないことも出てくるはずです。
そんな時に必要なのは冷静かつ親身に側で支える人間ではないでしょうか。
確かに荷は重いですが、可能な限り被害を小さく抑え、社長やその家族の生活を再建するための支援というのはとても意義のある仕事であると思います。